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河辺地域包括支援センター社協

R3年度活動報告

R3.9.10 令和3年度第2回 地域ケアネットワーク会議開催

R3.9.10 令和3年度第2回 地域ケアネットワーク会議開催

河辺総合福祉交流センター健康学習室にて今年度2回目の地域ケアネットワーク会議を開催しました。

短時間でしたが、多職種にお集まりいただき、ご助言をいただきましたのでご報告させていただきます。

テーマ「施設入所と家にいたい気持ちに揺れる独居男性への支援について」


課題

  体調不安になると入院や施設入所を希望し悲観的な発言を繰り返す。

助言:内服薬の管理ができていないので?晩酌しての眠剤は危険なので辞めたほうがいい。糖尿病薬であれば、トリルシティに変更可能。段階的に進んでいくので、ぎりぎりまでショートと行き来し、

再発した際にまた検討がよいのでは。服薬については、コンプライアンスの悪い方については、28日処方であっても、15日分だけ先に渡し、残りの分を訪問して届けるサービスを行ったりもしているので
薬剤師に相談してほしい。

  状態が回復すると、家で好きなように過ごしたいと要望し、都度支援変更をしている。

助言:施設と自宅を行ったり来たりすることでメリハリをつけている状態。どこでどう生きていくかは、本人と家族しか決められない。ケアマネジャーがどういう立場でどう寄り添っていくか。

施設、在宅を繰り返す中でも、機能訓練型のデイサービスを提案するなど、目新しい物を本人に提示してみてはどうか。

  本人の望む家族支援が得られない。

助言:家族にも病気を知ってもらうことが必要。ラクナ脳梗塞が、段階的に落ちていく病気であり、易怒性が出てくる可能性があることなど、主治医に説明してもらうなど。

家族との関係性が和解されれば、本人の望む生活にちかづくのではないか。


ケアマネジャー感想:本人と家族の板挟みになり、本人の気持ちにどこまで寄り添うか悩んでいた事例であったが、多職種の仕事内容や利用者との関わり方について知り、多職種との連携の必要性に気づくことができた。


今回は、ケアマネジャーが一人で抱え込まず、意思、薬剤師、看護師など専門職を巻き込んでいく力量が必要と感じる事例でありました。この会議で、ケアマネジャーと多職種が顔の見える関係性を構築でき、ケアマネジメント力の向上につながったと思える事例でした。
今後も、コロナ渦ではありますが、ソーシャルディスタンスを保ちながら、定期的に会議を開催し、

介護支援専門員に向けて自立支援や重症化防止に向けたケアマネジメント力の向上を図っていきたいと思います。



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