河辺地域包括支援センター社協
R5年度活動報告
R5/7/4 令和5年度第1回地域ケアネットワーク会議開催
R5/7/4 令和5年度第1回地域ケアネットワーク会議開催 |
河辺総合福祉交流センターにて今年度1回目の地域ケアネットワーク会議を開催しました。
短時間でしたが、多職種にお集まりいただき、ご助言をいただきましたのでご報告させていただきます。
テーマ「複合的課題を抱え自宅に閉じこもりがちな女性が健康的な生活を取り戻すためにどのような支援ができるのか」
問題点
腰痛による活動性の低下が日常生活l、精神すべての活発につながっている
自宅の環境がそれに大きく影響している
医師:腰を直したいのであれば減量が必要。痛みの治療をしながらのリハビリがよいのではないか。
狭い意味での精神科の病名はつかない。好きなアイドルがいるとのことで、気分の反応性がある状態なので、うつの状態ではないと判断できる。 しばらくは現状維持でよいのではないか。長い目で見てヘルパーと一緒にリハビリができればよいか。
歯科医師:規則正しい生活ができるとある程度改善されるかも。逆流性食道炎は、食事をした後すぐ横になる人にも見られる。少し起きているだけでも改善が見込めるのでは。
薬剤師:鎮痛剤は他の薬への変更の検討の余地があるか。腰に明確な異常がないのであれば、鎮痛剤を飲みながら、負荷の少ないリハビリから始めるのがよいかもしれない。不眠に関しては、薬を飲んでいないようなので医師に相談してもよいかも。
理学療法士:食と住に問題あり。食事のコントロールで減量をしたいところ。筋肉がついていない状態だと思われる。リハビリが金銭的に難しいとなれば、ヘルパーと一緒に四つん這いの姿勢を維持するなどのリハビリはどうか。継続のためにリハビリ日記をつけるなども効果的。
主任ケアマネ:ヘルパーとの関係性がよいとのことから、ヘルパーからバランスの良い食事を作ってもらったり、調理指導を受けてもよいのではないか。金銭的にゆっるされるのであれば、高齢者サービスの配食サービスのお弁当は、バランスが整っているので検討してもよいのではないか。
専門職から様々なご助言をいただくことで相互理解を深めることができました。
今後も、定期的に会議を開催し、介護支援専門員に向けて自立支援や重症化防止に向けたケアマネジメント力の向上を図っていきたいと思います。